松本大の生い立ちや経歴

松本大氏は現在マネックス証券を設立し、同グループの現会長をはじめ、コインチェックMasterCard Incorporatedなどの取締役にも就いている実業家です。

主な経歴は下記となります。

開成高校東京大学法学部と日本の学歴最高峰で過ごし、その後は金融業界、特に証券に強みのあるキャリアを歩んでいらっしゃいます。

特に史上最年少、30才でゴールドマンサックスのゼネラルパートナーに就任するなど、非常に優秀な成果を出されていたと想像できますね。

主な経歴

1981年開成高校卒業

1987年東京大学法学部卒業

1987年ソロモン・ブラザーズ・アジア証券 入社

1990年ゴールドマンサックス証券 入社

1994年ゴールドマンサックスグループ ゼネラルパートナーに就任

1999年マネックス証券設立

2004年マネックスグループ株式会社 代表取締役社長に就任

2005年マネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックス証券株式会社)代表取締役に就任

2008年 東京証券取引所取締役に就任

2011年 TradeStation Group Inc.取締役会長に就任

2013年 マネックスグループ株式会社取締役会長兼代表執行役社長に就任

2016年 MasterCard Incorporated取締役に就任

ユーザベース取締役に就任

2019年 コインチェック株式会社 取締役会長に就任

2020年 マネックス証券株式会社 取締役会長に就任

デリバティブトレードのプロフェッショナルとして経験を積む

HOWMACHより引用

松本氏は新卒で入社したソロモン・ブラザーズ・アジア証券で、主にデリバティブトレードの経験を積みました。

当時のソロモンブラザーズにはジョン・メリウェザーなどその道の第一人者が在籍しておるなど、非常に強力なチームを要していました。

その後、ゴールドマンサックス証券へ転職後も、デリバティブのトレードを極めていきます。

同時バブル崩壊がありましたが、同氏曰く「当時の記憶がない」くらい、自身の取引に熱中をされていたそうです。

当時のゴールドマンサックスはデリバティブに関して競合に比べて大きく遅れをとっており、同氏が日本でデリバティブの取引を行う環境を一から整えていきました。

そのような背景、功績があったからこそ、最年少でのゼネラルパートナーという任用となったのかもしれませんね。

ゴールドマンサックスの退職とマネックス証券の設立

MONEX公式サイトより引用

松本氏はゴールドマンサックスで最年少ゼネラルパートナーに抜擢をされ、同社も上場直前という、とても良いタイミングに在籍をされていました。しかし、そのようなタイミングの中でも同社を退職し、マネックス証券を設立します。

当時、同氏としてはインターネットが世の中を席巻すると考えており、個人向けのオンラインでの証券販売を社内でも提案をしていました。しかし、社内からは難色を示されており、であれば自分で立ち上げるしかない、とのことからマネックス証券を設立することとなります。

マネックス証券はオンラインから個人が100円からでも投資信託への投資ができるなど、同氏の想いが反映されているサービスとなっております。

その他にも夜間取引貸株サービスなど、現在多くのネット証券が取り入れているサービスを日本で初めて導入しています。

また、米国株の取り扱いが多いのも、同氏の経歴や背景の影響もあるでしょう。

松本大の逸話

莫大な上場益を捨てて起業する

松本氏がゴールドマンサックスを退職するタイミングは同社が上場する直前でした。

当時、ゼネラルパートナーの立場にあったため、そのまま在籍をしていたら、とんでもない上場益を得ていたでしょう。

数十億円とも言われています。

しかし、同氏は「マネックスさえあればすべてのことが実現できる」という考えのもと、退職、起業に踏み切ったのでした。

「すぐやること」を大切にされている、松本氏ならではの逸話ではないでしょうか。

松本大の名言

  • 新しいことに挑戦したい気持ちが、現状への満足感を上回ったから決断できた。そして、起業後もチャレンジを繰り返してきたから、何とかここまでやってこられた。
  • 将来、お金が足りない状態にならないための究極の備えは、自分の力をつけることに尽きる。
  • ビジネスでも何でも、成功するために一番大切なことは継続することです。そのためには、とにかく気持ちをくじけさせないのがポイントです。
  • フィードバックを得て、間違えたら、それを修正する。そのサイクルを早めるために「すぐやる」ことが大事。

まとめ

松本大氏について紹介をしてきました。

同氏の経歴を見ると、日本におけるエリートコースを歩み、世界で通用する力を持った金融マンとしての第一人者と言えるでしょう。

その中で、そのコースに乗るだけでなく、自身の理想のために独立し、最先端のサービスを提供しているなど、言葉通りの行動をされている人物でした。

松本大に関する書籍

  • 私の仕事術 (講談社+α文庫)

    元ゴールドマン・サックスのゼネラル・パートナー(共同経営者)にして、株式上場の際、手に入れられたはずの数十億円の報酬を捨てた男。郵便局に代わる新しい金融インフラ構築、日本の資本市場をよくすることを目指し、あらたなる理想のビジネスに邁進する筆者が語る、世界基準の仕事術の真髄。※本書は、2003年に小社から刊行された『10億円を捨てた男の仕事術』に、一部訂正、加筆のうえ、改題し文庫化したものです。
    ¥302(税込)