偉人名の経歴や生い立ち

村上世彰氏は元経済産業省の官僚にして、「ものいう株主」として注目を集めた投資家です。

世間では「村上ファンド事件」のことがあり、あまり良い印象を持たれていないかもしれませんが、現在も投資家としてまっとうに活躍されている人物です。

村上氏の生い立ちや経歴、現在についてご紹介します。

投資の申し子のような生い立ち

村上氏は1959年、華僑貿易商の父、勇氏の息子して大阪に生まれます。

比較的裕福な家庭に育ち、幼いころからお金と密接にかかわっていくこととなります。

村上氏が初めて投資という概念に触れたのが小学校3年生の時です。

村上氏が勇氏に小遣いをねだったいると、大学卒業までの前払いとして100万円を渡されたそうです。

そのお金を元手にサッポロビール株2000株を購入したという話もあります。

そこで初めて投資に触れると、村上氏は勇氏に連れられ、投資の英才教育を受けることとなります

大学卒業時には元での100万円は1億円担っているなど、投資家として非凡な才能を持っていました。

また、オイルショックの際には同和鉱山の株で100万円以上の含み益を出したそうです。

ちなみに村上氏は学業も優秀で、日本最難関の学校である、灘高校へ進み、一浪の末東京大学法学部へ進学をしています。

官僚からファンド設立へ

村上氏は大学卒業後、そのまま投資家として生きていく選択肢もあったのですが、勇氏の勧めで国の仕組みを理解するため、経済産業省へ進みます。

その選択が村上氏に大きな気づきを与えることとなります。

官僚として就業をしていた際に、多くの上場企業役員と面談をしていました。

村上氏は有価証券報告書を読み込み、経営状況を理解したうえで面談に臨んでいたのですが、当の役員たちは自社の財務状況を理解していない人が多く、日本企業に対して危機感を持ったと言います。

この経験から、村上氏はコーポレートガバナンスの意識を高める必要性を感じ、自身がそのプレイヤーとなるべく、経済産業省を退社し、独立します

1999年に設立したМ&Aコンサルティングこそ、村上ファンドのスタートとなります。

モノ言う株主と村上ファンド事件

村上氏はファンドを設立し市場経済のプライヤーとして活躍をします。

その中で積極的に株主としての権利を使い、経営に介入していく、モノ言う株主として名が広がります。

世間からはあまり良い印象ではありませんでしたが、村上氏としては日本企業が今後のグローバル化の中で勝ち残っていけるよう最善を尽くしていました。

しかしTOBを繰り返したり、メディアに向けてのメッセージもどこかヒールを感じさえるところがありましたね。

そんな中、2006年に村上ファンドがニッポン放送株をインサイダー取引していたとして、村上氏が逮捕される事件が起こります。

世に言う村上ファンド事件です。

これは村上氏が、当時ライブドアの影響でニッポン放送株が上がることを知っていて買ったのではないか、という疑惑でした。

真相は分かりませんが、結果として有罪判決となり、村上氏はしばらく投資の世界から離れることとなります

村上氏の現在

村上氏は現在シンガポールに在住しており2013年から個人投資家として活躍をしています

モノ言う株主というスタイルは変わりませんが、変わったところでいうとメディアに対してのメッセージングかもしれません。

今後の日本においてお金の教育が必要なこともお話しされています。

また、村上財団を設立し、働く女性や子どもに対しての支援も行うなど、社会貢献活動もされています。

また今度は良い意味で日本のニュースをにぎわすこともあるかもしれませんね。

偉人名の資産や年収

インサイダー取引で逮捕された後、2013年に個人投資家として表舞台へ復帰をされています。

その際には200億円とも言われる個人資産を持ち、投資をされているようです。

現在の資産高はさらに大きなものとなると想像されますが、詳細な情報は開示されていません。

偉人名の名言

村上ファンドで騒がれていた時には「金儲け、悪いことですか?」と世間を敵に回すような発言をされていましたが、シンガポールで再度活躍している現在では、お金や投資に対しての価値観を伝えるメッセージを発信されています。

今の世の中を生きる子どもたちには、これから大人になっていって、どのようにお金を稼がなければならないか、それをどのように使うことが社会の役に立つのかといったことを、今から考えていってほしいと願っています。

お金を増やす事に近道もないし、魔法もない。

投資と寄付は同じ。

投資は成功すればお金が返ってくるし、寄付は先方から喜ばれる。

お金を出した事で企業・団体の活動に貢献できれば、自分の心が温まる。

まとめ

村上ファンドの創業者、村上世彰氏について紹介してきました。

ヒールのイメージが強い村上氏ですが、官僚からファンドのプレイヤーへ転身した際には他の成功者と同様に世の中を変えたいという強い想いをお持ちの人物でした。

投資界に復帰した現在でも社会貢献活動を行っているなど、その想いはぶれていないのでしょう。

村上ファンド事件の真相は定かではありませんが、世間一般のイメージと異なる面もあることも知られることを願いたい人物ですね。

村上世彰に関する書籍

  • いま君に伝えたいお金の話

    お金は一人でポツンといるのが嫌いです。 一人が二人、二人が三人になると…… 一気にドドッ、ドドドドドッと集まってきます。 誰よりもお金に詳しいお金のプロが ノウハウではなく、考え方を初公開! お金で苦労しない人生とは。 お金は寂しがりや /お金がお金を生む。だから貯金は大事 稼いだお金の2割は貯金に/お金は一旦自分の手元から放すといい お金はあればあるほど、さらにもっと集まる/ お金を増やす「期待…
    ¥1,320(税込)